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「台17線」 高雄海岸線沿いの地方再生物語

漁業界の若きリーダー 張博仁さん ~漁師から起業家へ~

 高雄市弥陀区は西を海岸線、南を漯底山に接する町で、当地の養殖漁者の三代目である張博仁さんにとっては宝物のような場所である。臨床栄養学とバイオテクノロジーを専門とする彼は養殖環境を改善し、自然の生態系を守るための工夫を凝らした海水養殖を推進している。また、21~25歳を中心とする若年漁師チーム「漁人隊」で後進の育成にあたり、若き漁師たちの起業をサポートする「漁創客」を立ち上げた。張博仁さんの運営するカフェ「餘香咖啡」も観光客に大人気だ。こうした取り組みは弥陀区の経済に貢献し、就業機会を増やしている。

撮影:Carter
撮影:Carter

 張博仁さんは、個人の立場で生産から販売までを一手に手掛けている。地方再生は地元産業の振興に寄与するべきだとの信念に基づき、地元特産品の「地産地消」を推進し、地元産業の持続的発展を目指す。地元の発展協会が主役となるのではなく、一民間人が地域再生の全面的な舵取りを担い、成功に導いた珍しい事例だ。

「澄田整合企画」許維哲さん ~海辺の町の活性化に挑む~

 「澄田整合企画」の代表者である許維哲さんは、弥陀区と同じ海岸線上に位置する永安区、梓官区など、海辺の町の活性化に尽力し、青年漁業家のUターン起業を支え、アイデアを形にするサポートを行ってきた。「魚と食育」をテーマとする弥陀区の「餘香咖啡」、漯底社区の「斗笠故事館」など特色ある場の創設や、弥陀区の「漁人隊」、永安区の「蘇班長の安心石斑魚」、梓官区の「李法憲の生態農場」など、地元ブランドの育成に携わり、地域の発展にも寄与してきた。

撮影:Carter
撮影:Carter

 彼はまた地元の若者と地域社会との連携を促し、弥陀区の「海辺の生活祭」、梓官区の「梓感農村文化祭」、永安区新港エリアの「尻海風漁夫生活祭」といったイベント企画にも携わっている。将来的には「台17線」幹線道路沿いの町をつなぎ、農漁村の景観地から市街地へと観光客を呼び込み、地元の特色ある商店を活気づけ、高雄の漁村を活性化させたいと考えている。

撮影:Carter
撮影:Carter

撮影:Carter
撮影:Carter
Information

餘香咖啡

高雄市弥陀区南寮路光明巷31-1号 
電話:0925-899-091

澄田整合企画

  百大漁青張博仁 從漁夫變身創業家
  彌陀區濱海、南有漯底山,被在地養殖漁業第三代張博仁視為寶地,他以臨床營養與生物工程的背景,改善養殖環境並推動海水無垢生態養殖,他培育平均年齡21至25歲的青年「漁人隊」,成立「漁創客」協助優秀漁青獨立創業,並開設「餘香咖啡」吸引遊客。這些不僅創造屬於彌陀的經濟效益,也增加就業機會。
  張博仁以個人團隊,從生產到銷售一手包辦,他認為地方創生應回歸產業的基礎上,透過「地產地消」的模式促進在地產品的推廣,實現產業永續發展。這種以個人領導的全方位發展模式,不同於其他以社區發展協會為主的案例,成功推動了彌陀地區的創生發展。
  

  澄田負責人許維哲 啟動沿海創生行動
  澄田整合規劃負責人許維哲致力推動沿海地方創生,包括與彌陀同為海線的永安、梓官區,不但協助青年漁民返鄉創業,也攜手在地青年展現創意,建立如餘香咖啡食魚教育基地、漯底社區的斗笠故事館等趣味場館,協助許多知名的創生發展,如彌陀的漁人隊、永安的蘇班長安心石斑、梓官的李法憲生態農場。
他更積極與地方青年及社區合作,籌辦彌陀靠海邊生活節、梓官梓感農村文化節、永安新港社區的尻海風漁夫生活節等慶典活動,他們期待未來能串連台17線海線,將顧客人流從農漁村景點導流到街區,活絡特色商家,展現高雄漁村再生的活力。

餘香咖啡
高雄市彌陀區南寮路光明巷31-1號 
電話:0925-899-091

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