新しくなった観音湖の遊歩道で　水辺の生態観察を楽しもう

　山々に囲まれ、生態系の豊かな観音湖は市民の散歩や憩いの場として親しまれてきたが、今年、高雄市政府によるリニューアル整備により、湖畔の景観が一新された。毎年7～10月にはホタルと出会うチャンスもあり、都市近郊の生態観察スポットとして注目されている。

　観音湖にはもともと湖畔の遊歩道が１つあったが、このたびのリニューアルでこれが堤防の遊歩道まで延伸され、全体で約2キロメートルの環状遊歩道として整備された。また、湖畔の植物の間伐によって植生の階層構造が整理され、水鳥などの生き物にもすみやすい土地となった。
　また、観光の目玉になるスポットとして「水と花の湿地庭園」も誕生した。これは浅瀬を利用して作られた8の字形の回遊式生態観察歩道で、道の両側にはヨシ、キショウブ、サトウキビ属の「甜根子」といった水生植物が風に揺れ、可愛いトンボ形の水位計が立っている。ここでは湿地の生態に親しみながら、水位の変化についても理解を深め、観音湖の魅力を存分に味わうことができる。

　ここからさらに足を延ばすなら、観音湖の北入口広場から車で約6分で、観音山の絶景「観音八景」に到着する。また、子ども連れなら「義大世界」が車で約10分の距離にあり、生態観察とレジャー施設をセットで気軽に楽しめる。ときには喧騒を離れて都市のオアシスを散策し、ひとときの静かさを味わってみよう。

新亮相觀音湖環湖步道 漫步水面探索生態樂園

         群山環抱、蘊藏豐富生態的觀音湖，是市民日常散步休憩的好去處。今年經市府整建優化後，湖區以新面貌迎客。每年7至10月間，有機會與螢火蟲巧遇，成為都市近郊的生態亮點。

         過去觀音湖僅有一條湖岸步道，修整後將步道延伸至堤頂步道，打造長約2公里的環湖散步路線。湖畔植物經疏伐整理後，呈現出層次分明的綠意景觀，也為水鳥等生物提供更理想的棲息空間。

         園區亮點為新打造的「水花園濕地」，利用淺水高灘區域，架高鋪設成8字型洄游式生態觀察步道。兩旁蘆葦、黃菖蒲、甜根子草等水生植物隨風搖曳，搭配栩栩如生的蜻蜓造型水位標尺，遊客在此不僅可親近濕地生態，同時也能了解湖泊水情變化，飽覽觀音湖開闊宜人景致。

        若想順遊觀音山欣賞「觀音八景」絕美景致，可從觀音湖北入口廣場出發，車程約6分鐘即可抵達登山口；若是親子同行，也可順道前往義大世界，約10分鐘車程，輕鬆結合生態探索與休閒娛樂。歡迎來觀音湖走走，一同感受這片鬧中取靜的城市綠洲。