港町高雄 文化の祭典「台湾設計設計台湾」
今年の下半期は、高雄がクリエイティブな熱気に包まれる!8月に高雄で開催された「2022台湾文博(Creative Expo Taiwan)」の余韻が残る中、10月には台湾中のデザインアートが集まる「台湾設計展(Taiwan Design Expo)」が高雄で開催されるのだ。二大イベントの開催地となる高雄市は、これを機に文化の祭典「台湾設計設計台湾」を主催し、高雄市の都市としての魅力を開花させるべく、市全体を会場として、デザインや文化旅行をテーマとした一連のイベントを展開する。
高雄市の史哲副市長によれば、「かつて1931年に高雄で開催された高雄港勢展覧会と1935年に開催された台湾博覧会では、建築、芸術、工芸を始めとする多くの産業において、台湾と高雄の現代化へのビジョンが示された」という。
「台湾設計設計台湾」の開催にあたり、台湾デザイン史を振り返る試みの一環として修復された愛国婦人会館は、1931年に高雄港勢展覧会の会場となった歴史建築であり、高雄港港史館、哈瑪星貿易商ビル、雄鎮北門、高雄港駅北信号灯棟、新浜町一丁目連棟レンガ家屋などと並び、100年前の高雄建築の美を今に伝える重要な史跡だ。
「台湾設計設計台湾」の多彩なイベントは、いずれも大きな反響を呼んでいる。例えば「文博遶境(Design Tours)」では、高雄の歴史や文化を深く知ることのできる100のスポットが、30のテーマに沿った旅行プランとともに紹介されている。また、愛河では高雄の人気SNSスタンプデザイナー6名とのコラボレーションにより、巨大なバルーンアートが設置された。可愛らしいキャラクターたちは人気の癒し系スポットとして人気を集め、イベントのクリエイティブな雰囲気を盛り上げている。
高雄市政府文化局によれば、今回のデザインコンセプトは、平面的なものにとどまらず、都市の各地に撒かれた種をイメージしたという。交通機関、食文化、音楽や映画、デジタルテクノロジーなど、都市文化の養分を吸収したアートの種がアイデアの根を張って生い茂り、人々の生活に新鮮な変化やすばらしい体験をもたらすことがねらいだ。
各地の歴史建築や数々の魅力的なイベントが順次公開される「台湾設計設計台湾」で、港町高雄のクリエイティビティとデザインのパワーが世界に向けて発信される。
「台灣設計設計台灣」布局高雄文化大港
今年下半年,高雄的文創量能熱力四射!延續8月在高雄舉辦「2022臺灣文博會」的氣勢,10月更有動員全臺灣設計量能的「台灣設計展」,東道主高雄發起「台灣設計設計台灣」系列活動,將展場拓展到整座城市,推出一系列設計、文化旅行活動,展現高雄的城市特質。
高雄市副市長史哲表示,從1931年高雄舉辦的「高雄港勢展覽會」到1935年的「臺灣博覽會」,跨及建築、藝術到工藝等百業,開拓了高雄及臺灣邁向現代化的視野。
以「台灣設計設計台灣」系列活動回顧臺灣設計史,聚焦90多年前高雄港勢展覽會的主會場是甫修復完成的百年古蹟「愛國婦人會館」,並串連高雄港港史館、哈瑪星貿易商大樓、雄鎮北門、高雄港車站北號誌樓、新濱町一丁目連棟紅磚街屋等6大歷史場景,讓人看見跨越百年建築之美。
「台灣設計設計台灣」推出多項活動皆引起廣大迴響,如「文博遶境」,推介30條主題遊程與百場深度旅行,集結六位高雄貼圖創作者之貼圖圖象,在愛河上設置大型充氣裝置,療癒的貼圖成為高雄的旅遊熱點,也聚焦城市的文創設計能量。
高雄市政府文化局表示:「設計的概念不再只是圖面,而是像種子一般散落在城市的角落,無論交通運輸、飲食文化、音樂電影及數位科技等,汲取城市養分,讓創意落地生根,茁壯成蔭,帶來生活上的轉變與體驗。」
「台灣設計設計台灣」陸續開放百年歷史建築及各式展覽活動,在在展現高雄的城市創造力及設計脈絡,將港都原創勢力推向國際。