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軍事施設から芸術センターに 緑あふれる衛武営

 2022年、台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)の会場に選ばれた「衛武営」は、高雄の新しいアートスポットとして注目されている。衛武営で公演を見たり散歩したりするのは、今や高雄市民たちにとってお馴染みの過ごし方だ。20年前、ここが高い塀で囲まれた軍事施設だったとは、誰が想像できるだろうか。

撮影:張簡英豪
撮影:張簡英豪

 第二次世界大戦後、衛武営は軍の新兵訓練所として使われ、冷戦後にその役目を終えた。跡地の活用方法として国営住宅や大学建設などの案も出されたが、1992年に起きた市民活動「南方緑色革命」によって、都市自然公園として生まれ変わることが決まった。それだけではなく、南部屈指の国際的な芸術文化センターが建設されて今に至っている。

 衛武営国家芸術文化センターは201810月に誕生した。敷地面積は9.9ヘクタール、建築面積は2.2ヘクタールで、47ヘクタールもの衛武営都会公園に隣接した緑豊かな場所に位置する。建物全体に流線が用いられ、その線はなめらかに地面へと続いている。設計を担当したオランダの建築家フランシーヌ・ホウベンは、地元の人達が衛武営のガジュマルの木の下に集まっている光景から着想を得、そのイメージを開放的な空間へと昇華させた。したがって、建物はどこからでも自由に出入りできるようになっており、訪れた人は休憩したり、公演を楽しんだりと思い思いの時間を過ごし、芸術をより身近に感じることができる。まさに衛武営計画の主軸である「みんなの芸術センター」としての役割を果たしているといえる。

写真提供:高雄市政府
写真提供:高雄市政府

 このような衛武営だが、実はまだ変化の途上にある。例えば、都会公園の中に三棟の元兵舎があるが、これらはインテリアや劇場、展示場、ダンススタジオなどのアートスペースとしての活用が計画されている。また、今年は高雄の劇団「南風劇団」と国立台北芸術大学の代表者たちによって、ミニパフォーマンスやアートキャンプが行われる。これらのイベントは、台湾人アーティストの創作力を発信する良い機会になるはずだ。

 20年に及ぶ計画と建設期間を経て、高雄市民は緑豊かで英知の詰まった芸術の場を持つことができた。今や当地は都市生活に芸術文化を注入する価値ある場所となっている。そして、今年2022年に台湾ランタンフェスティバルの会場として選ばれた衛武営は、周囲の自然環境と融合した美しい光の芸術を表現している。既存の形を覆す高雄の新アートスポットから目が離せない。

軍營變藝文中心 衛武營打造城市藝術綠洲

  衛武營是2022台灣燈會在高雄的雙主場之一,早已是高雄藝文的新亮點。假日到衛武營看演出、悠閒地在森林公園散步已成為市民的生活日常,讓人很難想像20年前,這裡是高牆圍繞的軍事營地。

  二戰後衛武營成為新兵訓練營區,冷戰結束後退役,1992年民間發起一場「南方綠色革命運動」讓衛武營從國宅、大學等選項轉向都會自然生態公園,並打造南台灣國際級的表演殿堂。

  2018年10月,衛武營以國家藝術文化中心的全新面貌誕生。這座總面積9.9公頃、建物面積3.3公頃的藝術中心,毗鄰47公頃的衛武營都會公園為鄰,在大片綠意環繞下,場館以極具流線的外觀,流暢的弧度滑入地面;荷蘭建築師法蘭馨・侯班觀察當地民眾喜愛在衛武營老榕樹群下活動,因此以老榕樹群為靈感來源,轉化為富有穿透感的廣場空間,人們可以從四面八方自由進入的場館,每個人都可以在此自由地漫遊休憩、欣賞各種精彩演出,讓生活與藝術的距離更接近,一如衛武營的規劃主軸:一座眾人的藝術中心。

  衛武營的蛻變仍在進行式,都會公園內具歷史意義的三連棟兵營建築群,重新規劃後將做為室內創作、劇場、展場、舞蹈場地等的展演基地,2022年南風劇團、北藝大將進駐創作,屆時將會有各種小劇場規模的展演與互動式藝術營隊等,讓藝術家創作能量再向外擴散。

  歷經20年的推動和建設,如今高雄人擁有了一座綠意豐沛、人文厚澤的藝文場域,為城市生活注入更多文化涵養。2022台灣燈會在高雄以衛武營為雙主場之一,配合多樣化的地景面貌,首次結合周邊生態環境,以策展形式融入燈光美學的地景藝術,顛覆傳統元宵花燈的既定形式,讓世界的目光聚焦在高雄。

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