發布日期:2025-12-22更新日期:2025-12-22
果嶺自然公園で生態散歩~草原・湖・鳥による緑の饗宴~
草原に朝日が降り注ぎ、そよかぜが月橘の花を揺らし、赤いくちばしのバンが水草の間を泳いでいる。高雄ゴルフ場跡地に建造された「高雄果嶺自然公園」が都市と自然を再び結びつける。
公園の緑が澄清湖、双湖森林公園と金獅湖をリボンのようにつなぎあわせ、南台湾有数の生態回廊を形成している。「生息地のモザイク」を主なコンセプトとして設計された園内には、草原、池、林と丘が一体となった景観が広がる。草原ではシロガシラがのんびり散歩し、池ではアマサギなどの水鳥が水生植物の間に見え隠れする。小高い丘の上ではカンムリワシやカンムリオオタカが空を自在に旋回している。
かつてのゴルフコースが、今では動物たちの散歩道になった。ここではカンムリワシが餌をもとめて澄清湖から金獅湖へと滑空し、リスが林の間を駆け回り、植物の種子が動物たちに運ばれて広がっていく。エリアを超えた生物種の交流が実現すれば、地域全体としての生物多様性や土地に生息する生き物たちの保全につながる。
遊歩道を歩けば、植物が四季折々の景色を描き出す。春には月橘やモクセイの花が香り、夏には豊かな緑が茂り、秋には木綿が開花し、冬の落ち葉が詩的な風情を添える。
現在、この緑にあふれたエリアが、市民に親しまれる自然教室となった。園では参観規制や生態系への影響を抑えた施設設計により、生態系と観光の両立を図っている。また、市民に持続可能な環境の大切さを理解してもらうため、生態ガイダンスも行っており、「鳥を撮影する際には近づきすぎないように」と自ら注意を呼び掛ける市民もいる。観光客が自然の保護者になり、人と自然の関係に変化が生まれる。それは生態教育の最も大切な成果でもある。
果嶺自然公園生態走讀 草原、湖泊與鳥的綠色饗宴
文/李曉萍
晨光灑落草坡,微風掠過七里香,紅冠水雞穿梭水草間。這片由高爾夫球場蛻變而成的「高雄果嶺自然公園」讓城市與自然重新連結。
公園宛如一條綠色絲帶,串連澄清湖、雙湖森林公園與金獅湖,成為南高雄重要的生態廊道。園區以「棲地鑲嵌」為核心設計,融合草原、水塘、樹林與丘陵。草原上白頭翁悠閒踱步;水塘的水生植物間,黃頭鷺等水鳥現蹤;高地丘陵上,大冠鷲與鳳頭蒼鷹自在盤旋。
果嶺不再是球道,而是動物們的走道,大冠鷲從澄清湖至金獅湖覓食,松鼠沿林木穿梭,植物種子隨著「動物攜帶」傳播,實現跨區物種交流,豐富整體的生物多樣性,復活土地的生機。
循著步道前行,四季景色由園區植物描繪。春有七里香與桂花飄香,盛夏鬱鬱蔥蔥,秋日木棉花開,冬天落葉如詩。
如今,這片綠地成為市民最親近的自然教室。園方以分區管制、低干預設計維持生態與遊憩的平衡。透過生態導覽,讓市民了解環保永續的意義,也有民眾主動提醒拍鳥者保持距離。從遊客到守護者,人與自然的關係正悄然轉變,也是生態教育最寶貴的成果。