高雄灯台 夜間参観を開放
旗津区・旗後山の山頂に位置する高雄灯台は、1883年の建造から百余年にわたって多くの船を導き、高雄港の発展を見守ってきた。この歴史ある灯台がこのたび3年間の修復を終え、台湾で初めて夜間の参観を開放するなど、観光・レジャー機能の充実した新たな灯台として再出発する。
高雄港の安全を守る高雄灯台は、周囲の景色が一望できる高い場所にある。夕暮れ時には、展望デッキでコーヒーを片手にくつろぎながら、高雄港や外海が真っ赤に染まる景色を眺めることができる。夜になると灯台がライトアップされて雰囲気ががらりと変わり、絢爛な光が描き出す高雄港の輪郭、旗津の旧市街や駁二埠頭など、港湾全体の壮麗な夜景が目の前に広がる。
美しい白色の灯台は、前方にメインビルディング、後方に高い塔が並び立つ構造で、塔の下部は八角形のレンガ造り、上部は筒型の灯台室となっている。また、丸屋根の上には台湾で唯一、漢字で「東西南北」が刻まれた風向計が屹立し、世紀を超えて高雄港を守り続けている。
灯台内部に設けられた文化展示スペースでは、初回特別展「灯台守:航海を導く光を守る人々」が開催されている。灯台とそこで働く灯台守たちの百年にわたる歴史、器物、仕事に関する展示から、灯台技師たちの日々の仕事の一端を垣間見ることができる。
灯台のある高台から夕焼けの空と海、港湾の夜景を楽しんだ後は、ぜひ周囲の観光地にも足を伸ばしてみよう。旗津「星空トンネル」は、内部の天井を飾る12星座のイルミネーションが人気のスポットだ。また、星空トンネルの出口右側には、旗津随一の絶景ルートとして評判の高い「馬雅各(マクスウェル)記念自転車道」の出発点がある。海と山の織りなす壮大な景色を、ぜひお見逃しなく!
高雄燈塔 開放夜間參觀
設置於1883年的高雄燈塔位於旗津旗後山頂,百年來指引船隻,也見證高雄港的發展。高雄燈塔歷時三年多整修後,讓這座老燈塔,以結合觀光休閒的嶄新樣貌再出發,成為全國首座開放夜間參觀的燈塔。
高雄燈塔矗立在扼守港灣的制高點,四周風景一覽無遺,在觀景棧板悠閒地喝杯咖啡,從燈塔的視角欣賞高雄港從落日到點燈,只見高雄港以及海平面暈染得一片火紅;而點燈後的燈塔呈現另一番風情,璀璨光影描繪高雄港灣輪廓線,旗津老街、駁二碼頭,看見整個高雄港灣的壯闊景緻。
白色的燈塔主體後方為八角形磚塔,頂部燈室設計成圓筒狀,燈塔圓頂風向儀是全國唯一以漢字「東、西、南、北」標示方位,跨越世紀,屹立守護高雄港。
高雄燈塔內部也規劃為文化展覽場域。第一檔展覽為「燈塔守:守護海上導航之光的人」特展,透過百年燈塔與燈塔守(意即燈塔的守護者)的展覽,從歷史、器物、工作等不同面向,讓參觀者一窺燈塔與燈塔技工的工作日常。
從燈塔高處目送彩霞、飽覽海景,將入夜後的港灣夜色盡收眼底。逛完燈塔,還可順遊旗津星空隧道,隧道內抬頭就可看看12星座燈飾,隧道出口的右手邊緊接著就是馬雅各自行車道的起點,距離不長,有人說,這是旗津自行車道最迷人的一條,造訪高雄燈塔的遊客們,千萬不要錯過了依山傍海的美景。